狭心症は、動脈硬化により冠動脈(心臓の表面を流れる血管)が狭くなり、血液の流れが悪くなることで胸の痛みを生じます。
冠動脈の中に出来たプラーク(コレステロールが溜まってできた動脈硬化の巣)が破れて、そこに血栓(血液の塊)が生じて血管が詰まり、酸素不足と栄養不足になったために、心筋が死んでしまう状態が心筋梗塞です。
狭心症および心筋梗塞の原因のほとんどは、動脈硬化です。
動脈硬化は、年齢以外に、喫煙・高血圧・糖尿病・脂質異常症(中性脂肪やコレステロールが高い状態)などがきっかけとなって生じます。喫煙中や血液、血糖値およびコレステロール値が高いと指摘されていて、歩行時や運動時に胸の痛みや、圧迫感を認める方は、心臓の血管が動脈硬化を起こして細くなっている可能性ががりますので注意が必要です。
不整脈とは、心拍が不規則であったり、早すぎたり(頻脈)、遅すぎたり(徐脈)、心臓を伝わる電気刺激が異常な電動経路をとることで生じる、心拍のリズム異常のことを言います。
主な症状としては「動悸」「めまい」「疲れやすい」「気が遠くなる」「息苦しい」などを認めます。心房細動という不整脈の場合は、心房という心臓の部屋の中に血栓ができ、脳梗塞の原因になることがあります。
心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出せなくなった状態を「心不全」と呼びます。
心臓のポンプ機能が低下し、肺や全身胃必要な量の血液を送り出せなくなるため、他の臓器に異常が起きたり、心臓が正常に働かなくなったりするといった現象が起こります。自覚症状として、息切れや倦怠感、むくみ等が現れます。
このような症状を認めた場合は、お早めに病院へ受診してください。
医院名 |
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医療法人社団諒和会 松崎医院 |
院長 |
松崎 淳 |
住所 |
〒252-0227 神奈川県相模原市中央区光が丘3丁目7-6 |
診療科目 |
内科・循環器内科・小児科 |
電話番号 |
042-754-6349 |